江戸時代、文久元年（1861年）創業の5代つづく老舗。まわりは、住宅地で、店舗を見つけるまで好奇心が沸きます。5代目の店主は、田中幸治さん、作業をしながら話す言葉には、伝統の味を守ろうとする気概が感じ取れます。「地元のお客さんが、お土産として自慢できるものを」という吉葉どおり、添加物を使用せず、ひとつひとつ丁寧に手作りされた逸品は．「酒饅頭（まわり弁天）」です。製法は、伝統的なもので、麹（淡路産）にこだわりをもっています。子供たちも喜ぶ饅頭はすっきりとした甘さにほのかな香りが持ち味で、いつでも食べたくなるような饅頭です。「淡路一宮、みやげは宝来堂の酒饅頭」と先代（4代目）が語った言葉の中に淡路島の誇りを感じる饅頭です。

一押しは、酒饅頭（さかまんじゅう）、ひとつづつ手作り品です。